夏野菜の代表「キュウリ」は、もぎたてのパリパリ感がなんといっても楽しい触感ですよね。水分をたっぷり含む採れたてのキュウリは最高です。美味しい自家製のキュウリを味わってみたいという方に、初めて家庭菜園で挑戦した時の体験談をお伝えしたいと思います。
キュウリ栽培はつるのお世話が大切
キュウリを育てたきかけは、庭があり色々な野菜を育ててみたいと思い、日々のお料理に利用頻度の高いキュウリを選びました。キュウリはつる性の夏野菜なので、きれいにつるが絡まるように支柱を密に立て、紐で縛ることに一番気をつけました。
私は種ではなく苗を買ってきて育てたので、そこまで気を遣わなくても育ってくれましたが、植える前にしっかりと土を耕して元肥を施したほうが良かったのだと思いました。これをしておかないと、実がつかないという事だけではなく、生育もしないと聞きました。
農家さんの畑ほどたくさんのキュウリは成りませんでしたが、夏の間は毎日1、2本程度収穫できたので漬物・サラダなどに重宝しました。(ちなみに2本植えました)成長が早いので、追肥もマメに行い、おかしな方向に延びた枝を支柱の方に戻して、必要に応じて紐で軽く縛ってあげたことも良かったのだと思います。
キュウリ栽培での苦労は虫くい
キュウリを育てるにあたって一番苦労したことは、害虫でした。せっかくの家庭菜園、自家製ですので農薬は使いたくなかったのです。特に苗が幼いころは、アブラムシやウリハダニがかなりの頻度で葉っぱについているのを発見しました。
色々ネットで調べて、まずは地味に見つけたものを駆除することから始めました。家庭菜園で2,3本程度なら、こまめに観察していれば農薬を使わなくても大丈夫でした。もちろん今は安心な農薬もたくさん売られているので、それを使うのも一つの手だと思います。すこしずつ成長して実がなるようになると、多少葉が虫食いで穴が開いていても、しっかりとしたキュウリが成りました。
全体的な見た目は葉っぱが食われてることによって、あまり見た目は良くありませんでしたが、実際に食べるキュウリには影響がなかったので、私としては満足しました。
キュウリは苗も成長して葉も実もたくさんつくようになると、見えない場所も増えてきます。見えない場所で成長して、発見した時には巨大になりすぎてびっくりしたことも数回ありました。友人のアドバイスで、外側は多少固いけれど、中の種の部分を取れば充分食べられました。細かく切って塩もみ・漬物にしましたらとても美味しかったです!
こまめにお世話をしてあげることが大切
私は全くの素人でしたが、いくつかのポイントさえつかめれば誰でも家庭菜園ができることがわかりました。まずは土づくり、元肥を混ぜながら良く耕して柔らかい土にすることがコツです。園芸のお店に行けば「野菜用の土」も売っていますので、それを使ってプランターなどで栽培することも可能です。あとは、マメに観察してあげることです。
水やりはもちろんですが、害虫がついていたらその対策、またつる性のものは、変な方向に延びて支柱から離れていかないように世話してあげることです。
後から知ったことですが、芽摘みなどをするともっと枝分かれして収穫が増えるということでしたが、そういう知識がない私でも一家族の一夏分のキュウリは充分収穫できました。放っておかないで、お世話してあげること、これがコツだと思います!
まとめ
今回は、夏の代表的な野菜「キュウリ」を自家製で栽培した時の体験談をご紹介しました。これから夏に向けて植えていくのに、ちょうどよい時期となってきました。
キュウリは、つるのあるお野菜ですので、つるがきれいに支柱に巻き付くようにすること、虫食いを最小限に抑えること、そして、土の栄養も美味しい自家製キュウリを作るには大切なことをお伝えしました。春のこの時期に苗を植えて、夏には新鮮な自家製キュウリをたっぷり召し上がってくださいね。