ざるにのせたラベンダー

暮らし

家庭菜園初心者さんでも楽しめるハーブ栽培のコツ・育て方

2020-04-22

おうちのお庭にハーブのある暮らし。素敵で憧れますよね。

家庭菜園の中にハーブを少し植えておくと、お料理の隠し味や、ハーブティーに使ったり、虫よけになるものもありますので、とても便利なものです。今回は、そんなハーブ栽培の、初心者さんでもできる育て方やコツなどをご紹介します。

 

土づくりはハーブの種類に合わせて

ハーブを育てるにあたって、やはり土作りに一番ポイントを置きました。

自宅の庭だったので大がかりな土壌改良が必要で、まずは酸性土壌を中性からアルカリ性へと改良するのに二ヶ月ぐらいかかりました。

ただ一部は酸性のまま残しておき、そこは酸性土壌を好むハーブの場所としました。

ハーブによって日当たり具合や土壌の湿り気などの条件も色々ですので、植えようとするハーブに合わせて条件を整えて行く作業が必要です。

土作りをしながらハーブ園の完成形を想像する時間は、とても素敵でした。

作業を通して感じたことは、いい加減な土壌だと本当に育たないということでした。

あとから整えるのはとても大変です。ハーブは往々にして強い植物と言われはしていますが、最初に土作りをしっかりやっておくとおかないとでは、その後の生育に明らかな差が出ると思います。

 

ハーブの水やりは大切

また、ハーブを作るにあたって、特に夏の水やりは大変でした。

ホームセンターでかなりしっかりとしたホースを購入し、水を撒く時間、量なども、その日の天候や気候条件に合わせて考慮していました。ハーブはやはり日本の夏が相当苦手のようです。

特に梅雨から夏本番の間に枯れ死する種も多かったです。

逆に言えばこの時期を乗り越えさえすれば年々株は強くなり、夏越しが楽になって行くとも言えます。

ハーブを育てたことで学んだことは二つあります。

ひとつは夏を越させるための工夫に手をかけられるだけかけることです。

これをサボったり楽してはいけない。一番力を注ぐするポイントです。

具体的には風通しを究極まで良くしたり、水をやり過ぎたりしないこと、そして、水をやる時間等の工夫もありました。

夏さえ越せば本当にあとは晴れ晴れとした気持ちで一年を越すことができました。

もうひとつは、夏を越せずに枯れたと思っていた株が秋に蘇ることも多々あったということから、植物は人が思っているより強くてたくましいものなのだなと思いました。

ですので、すぐに諦めてしまわずに、苦労を共にして頑張ってほしいです。とにかくハーブ栽培は苦労と驚きと楽しさの連続でした。

 

ハーブを育ててみてわかったこと

実際にハーブを育ててみて、植物も人と同じ生物だとは私は思っています。

ですのでやはり手をかけ、苦楽を共にし、そして喜びを分かち合うことが大事なのではと思います。

少しオーバーかもしれませんが、やはりそれぐらいの思い入れが必要だと感じました。

というのもこちらの思い通りには育ってくれないことが多く、また想定外のトラブルもかなり多く、それ故に嫌になりがちだと思うからです。

ですので、大変過ぎて嫌だなと感じたら家庭菜園は難しいと思います。

手をかければそれに必ず答えてくれると言う保証もなく、天候気候に左右されることもあります。

そういったことをまず理解して、そして愛情をたっぷりとかけて向き合うこともまた、必要だと感じます。

そうして愛情を注いでできたハーブはとても美味しいので楽しみながらやってみてください。

 

まとめ

今回は家庭菜園初心者さん向けに、ハーブの育て方のコツや心構えなどを、私の体験からご紹介しました。

お庭の一角にハーブのコーナーがあると、ハーブティーを楽しんだり、お料理に使ったりして、メニューのバリエーションも広がっていきますね。

そして、なんといっても香りがとても良いです。

ハーブの香りに本当に心から癒されます。

ハーブにはたくさんの種類がありますので、お好みのものを選んで、ぜひ楽しんでみてください。

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