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家庭菜園初心者さん向け|長ネギの育て方・初めてでも出来る方法

2020-03-16

毎日のお料理に欠かせないネギ。煮ても焼いても、薬味として生でも、本当に使い勝手のよいお野菜のひとつですね。

また、ネギにはいろいろな種類があり、お料理によって使い分けることもできます。特に、長ネギは白い部分をいただくもので、お鍋など煮込みのお料理には欠かせません。

そんな、長ネギを自家製で作ってみたい方に、私が家庭菜園で育てた体験談をお伝えします。

ポイントはしっかりした畝つくり

長ネギを育てるために工夫したポイントは、地中深く耕すことと、しっかりした畝つくりと、土寄せを行うことだと思います。畝(うね)とは、作物を育てる時に、土を寄せて盛り上げた場所のことです。

長ネギは地中部分(白い部分)を食するので、できるだけ深く耕してふかふかにしないと地中深く長く成長してくれません。

また、水はけを良くしないと根腐れするのでしっかりと高さのある畝を作って、なおかつ丁寧に土寄せをしないと、時間がたつと畝がくずれてきてしまって、地上に成長したねぎがたおれてしまいます。

長ネギ作りは長丁場なのでくずれた畝の修正や、土寄せの繰り返しを手間を惜しまずにおこなう必要があります。

それと肥料は土全体に有機肥料を鋤きこんで、苗がある程度成長してから苗の周りのすこし離れた場所に深めに穴を掘って与えてやります。

水やりは必要十分な程度が良くて、やりすぎると根腐れします。本来、土寄せだけで良いはずなのですが、風で倒れるのが心配なので苗がしっかりするまでは必要に応じて添え木などもしていました。

土は50cm以上深くふかふかに耕す

長ネギを育てる際に苦労したことは、地中深くふかふかに耕すことだと思います。

結局、地中部分が十分長くないと、可食部が取れないですし、強い風が吹くとすぐに倒れてしまう弱いネギになってしまのです。

具体的には少なくとも50cm以上の深さ、できれば70~80cm程度以上の深さまでふかふかにする必要があります。

ただしこれぐらいの深さを耕すためには、機械に頼らずに人手だけでやろうとすると非常に体力と時間が必要になります。

簡単にできるピーマンやナスに比べて、こんなに作るのが大変な長ネギが同じような値段でお店で売られているのが不思議でした。

ですので、家庭菜園では割り切ってカイワレ大根つくりで適当に間引きながら、ちょっとだけちゃんとした長ネギを作ってみるぐらいがちょうどよいのではないかと思います。

まとめ

今回は、家庭菜園での長ネギの育て方のコツをお伝えしました。

まず一番最初にすることは、しっかりした畝づくり。できるだけ、ふかふかの土にしてあげる必要がありました。

そして、長ネギは白い部分が大切ですので、50cm以上は深く耕してあげることも大切です。

家庭菜園は労力や苗や肥料の購入費を考えたらコスト的には割が合いませんが、作物ができた時の感動はその分とても大きいです。

無農薬や減農薬農法は魅力的ですが、どうしても虫がよってきます。私も最初のうちは無農薬でやってみましたが、数年でちょっとだけ減農薬にかえました。

いろいろ苦労はありますが、収穫したばかりの長ネギをなにもつけずにそのまま食べてみたら、甘くてやわらかくてとてもおいしかったです。

また、家庭菜園は草取りが大変です。週末菜園家だと、たっぷり育っているので根が深く、引っこ抜くのに体力を使います。それでも家庭菜園は魅力がたくさんありますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

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