細編みの折り返し編み6目

編み物

かぎ針編み初心者さん向け|こま編みの基本的な編み方レッスン!

2020-05-22

かぎ針を始めたら、まず最初に覚える編み方「細編み」「長編み」「くさり編み」。

この3つのが、かぎ針編みの基本中の基本です。

まず、くさり編みをマスターしたら、今度は細編みに挑戦してみましょう!

ここでは、くさり編みの作り目から「裏山」を拾って編んでいく方法を徹底レッスンします。

また勘違いしやすい、往復編みの拾い目の位置など、大切なポイントもお伝えしていきます。

こま編みの編み図記号

それでは早速、編んでいきましょう!

でも、その前にまずは編み図記号から見ていきます。

細編みの記号細編みの記号

これが、細編みの編み図記号です。

「✖」や「+」という記号で表されます。

では、いよいよ編んでいきましょう♪

くさり編み15目

くさり編みの作り目を用意します。

くさり編みとかぎ針

まずは、「立ち上がりの目」を、くさり編み1目編みます。

細編みの場合は、立ち上がりの目は、「くさり編み1目」となります。

これで、立ち上がりの1目が編めました。

 

くさり編みの「裏山」を拾う位置はどこ?

まずは、くさり編みの裏山を確認しましょう。

くさり編みの裏山

上の写真の、水色で囲っている部分が「裏山」といいます。

今回は、この裏山を拾って細編みを編む方法をご紹介します。

先ほどは、裏山の位置を確認できました。

かぎ針のすぐ下の裏山は、立ち上がりの目ですので、ここは飛ばします。

上の写真の矢印の部分をご覧ください。

2つ目の裏山、ここが最初にかぎ針を差し込む位置となります。

 

こま編みの基本の編み方

くさり編みに細編みを編み入れるため裏山をすくっている

かぎ針を差し込みました。

そこから、フック部分に糸をひっかけます。

矢印のように、下から糸をひっかけるようにして糸をかけます。

くさり編みに細編みを編み入れるところ

フックに糸がかけられた状態です。

この状態のまま、矢印のように1目、引き抜きます。

1目引き抜いた状態です。

ここへ更に、もう一度、矢印のように糸をひっかけます。

細編みの途中、かぎ針に糸をひっかけている

フックに糸がかかりました。

今度は2目一気に引き抜きます。

くさり編みの作り目に細編みが1目

これで細編みが1目編みあがりました!

細編みが1段完成

さらに編み進み、1段目が編めました!

これが「裏山を拾う」方法で編んだ「細編み」1段目となります。

細編みの立ち上がりの目

続けて、2段目の立ち上がりの目を作っていきましょう。

フックに糸を、下からすくうようにひっかけます。

ひっかけたら、矢印のように引き抜きます。くさり編みですね。

細編みの2段目立ち上がりの目

立ち上がりの「くさり編み1目」が出来ました。

 

こま編みで「往復編み」をするときの大事なポイント

平面的な作品をつくるときに「往復編み」を使う場合があります。

例えば、マフラーやドイリー、コースターなどですね。

細編み往復編みの3段目

往復編みの2段目の、立ち上がりの目が編まれた状態です。

細編みですので、立ち上がりの目はくさり編み1目でしたね。

 

細編みの2段目の1目め

さあ、ここからが大事なポイントです。

2段目を編む時は、段ごとの編み始めの目を拾う位置が、細編みとその他の編み目で異なるのです。

分かりやすく説明すると、編み始めは「立ち上がりの鎖編みの足元」に針を入れるのです。

上の写真をご覧ください。

立ち上がりの鎖編みの足元に、1目細編みが入っているのが分かりますか?

ちなみに、細編み以外の編み目ですと、この「足元」を飛ばして、次の目に針を入れます。

往復編みをきれいにまっすぐ仕上げるために、とても大切なポイントですので、ここはしっかり覚えておきましょう。

 

細編み2段目完成

どんどん細編みを編み進めます。

2段目が編めました!

細編み3段目完成

3段目が編めました。

左右を入れ替えながら編みますので、表と裏が模様のようになりますね。

細編み6段目

6段目が編めました。

このように、かっちりと隙間のない編み目が「細編み」です。

このまま正方形になるまで編み進めれば、コースターが出来ちゃいますね。

どんどん長く編めば、マフラーにもなりますね。

 

まとめ

今回は、かぎ針編み初心者さんでも分かりやすい、裏山を拾う細編みの編み方をご紹介しました。

また、往復編みの大切なポイントもお伝えしました。

このポイントは、初心者さんだけでなく、ある程度編み物が出来る方でも、あやふやになっている部分かと思います。

幅が広がったり、逆に狭くなってしまったりしてしまう人は、この拾う位置が正しく出来ていない場合が多いです。

一度おさらいを兼ねて、しっかり位置確認をしてみてくださいね。

また、細編みは、編み目が詰まっていますので、その分、編み目の美しさが勝負になってきます。

何度か繰り返し練習をしてみてくださいね。

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